賀茂社関係文書翻刻プロジェクト

コレクション: 賀茂社記録

賀茂社記録. 第1冊 - 翻刻

賀茂社記録. 第1冊 - ページ 83

ページ: 83

翻刻

錦  弐 屯(トン)  木綿  弐斤  麻 弐斤 朸(フネ)  弐 支(サヽヘ)  黒毛馬 壱疋  衛士 弐人 文安(〽[朱]  )元年七月廿二日祈年穀奉幣也賀茂社へ 権中納言源朝臣有-定前越中守高階朝臣重-頼を立らる 文安(〽[朱]  )四年六月卅日今日賀茂御手代会神事也 例年神前神事有猿楽《割書:矢田|観世》立合也《割書:云| 々》社司氏人 菅貫(スカヌキ)の輪に入奈良 ̄ノ河辺にして麻人形(アサカタシロ)なと流し やる此日権大外記康-富貴ふねに参りてかの河 辺にしてよめる  御祓するきふねの川の瀬をはやみ流るゝ年そ半過ぬる 宝徳(〽[朱]  )元年八月廿三日祈年穀の奉幣中絶して 侍りけるを武家執奏せられて興行あり賀茂 奉幣使権中納言藤原明-豊刑部少輔大江朝臣 後-宣そひ使なりと《割書:云| 々》 宝徳(〽[朱]  )二年五月九日祈雨奉幣を貴ふね社 に奉らる宣命神馬なと例のことし 後土(〽[朱]  )御門院御宇文明八年十一月廿四日此比京城 火災の事あるによりて賀茂一社一同として別 して懇祈をいたし天下泰平国家安全の 精誠を抽へきよし仰くたされて社司氏人神前に 【有-定、重-頼、康-富、明-豊、後-宣の「-」は朱書】