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錦 弐 屯(トン) 木綿 弐斤 麻 弐斤
朸(フネ) 弐 支(サヽヘ) 黒毛馬 壱疋 衛士 弐人
文安(〽[朱] )元年七月廿二日祈年穀奉幣也賀茂社へ
権中納言源朝臣有-定前越中守高階朝臣重-頼を立らる
文安(〽[朱] )四年六月卅日今日賀茂御手代会神事也
例年神前神事有猿楽《割書:矢田|観世》立合也《割書:云| 々》社司氏人
菅貫(スカヌキ)の輪に入奈良 ̄ノ河辺にして麻人形(アサカタシロ)なと流し
やる此日権大外記康-富貴ふねに参りてかの河
辺にしてよめる
御祓するきふねの川の瀬をはやみ流るゝ年そ半過ぬる
宝徳(〽[朱] )元年八月廿三日祈年穀の奉幣中絶して
侍りけるを武家執奏せられて興行あり賀茂
奉幣使権中納言藤原明-豊刑部少輔大江朝臣
後-宣そひ使なりと《割書:云| 々》
宝徳(〽[朱] )二年五月九日祈雨奉幣を貴ふね社
に奉らる宣命神馬なと例のことし
後土(〽[朱] )御門院御宇文明八年十一月廿四日此比京城
火災の事あるによりて賀茂一社一同として別
して懇祈をいたし天下泰平国家安全の
精誠を抽へきよし仰くたされて社司氏人神前に
【有-定、重-頼、康-富、明-豊、後-宣の「-」は朱書】