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紅のうすやうにかきておなしき色のうすやうにてたて
ふみして《振り仮名:所の衆を|御所の衆と云事也》つかひにて中宮の按察殿(アゼチトノ)の局
にさしをかせけるとそ
後堀(〽[朱] )川院の御時嘉禄元年八月十九日に季保若宮
祢宜になさる後に片岡ね宜になり哥人にて御哥合
にも秀哥奉りし故にね宜になし給りぬと云り
後土御門内大臣のいまた中納言なりし時賀茂社
に参詣ありけるつゐてに榊枝を折て哥講せられ
し後程へて賀茂季保か許によみて送り給ひし
ちはやふる神にたのみをかけ置し榊の枝のおりそわすれぬ
返し 賀茂季保
神垣に祈り置てし榊はのときはかきはゝかけなひくまて
と続 捨遣(拾遺)【捨遣の左に・・】集に入られける
此外神主祢宜貴ふね片岡以下の社職の人々あまたもらしつ
亀山(〽[朱] )院御宇文永九年十月一日或記【「或記」の左に朱書で「(私云吉続記」】云
賀茂社司 ̄ノ事有其沙汰頭中将奉行也即於_レ陣
宣下藤中納言着_二伏座_一《割書:予》同可_二存知_一之由職事
相触之間候_二床子_一頭中将出_レ陣宣下 ̄ス《割書:中略》正五
位下賀茂県主某可_レ為_二其 ̄ノ社 ̄ノ称宜【一点脱ヵ】ト仰 ̄スル之後被
_レ 下_二折紙 ̄ヲ_一《割書:書_二宿紙_一社司次第|転任也口宣紙 ̄ノ様注左》聊披-見 ̄シテ_レ之 微唯(〃 イ) ̄シテ【微唯の左に応答ノ義也】懐中 ̄シ