Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 100

ページ: 100

翻刻

千/観内供(くわんないく)は顕密(けんみつ)兼(かねたる)学(かく)人にて公請(くじやう)にもしたがひけり 空(くう)也上人のをしへによりてとんせいしたる人也あみだ 和讃(わさん)をつくつて自他(じた)をしてとなへしめけるに夢に 人有て語(かた)りけるは信心是深(シン〳〵コレフカシ)豈(アニ)【「豈」に左に「ヤ」】_レ非(アラサラン)_二極楽上品之/蓮(ハチスニ)_一 菩提無量(ボダイムリヤウ)也/定(サタメテ)期(ゴス)_二弥勒(ミロク)下生之/暁(アカツキヲ)_一《割書:云| 々》遷化(せんげ)の時(とき) 手に願文をにぎり口に仏号を唱(となへ)ておはりにけり 権中納言/教忠(のりたゞ)いひけるは大師/命終(めうじう)の後夢の中に かならず生所をしめし給へとけいやくしけるに闍梨(じやり) 入滅(にうめつ)していくばくならずして夢に蓮花のふねにのりて むかしつくれる弥陀讃(みださん)をとなへて西へ行けり    【柱】古今巻二        〇十七