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むねとの儒者(じゆしや)の有けるが是をあなづりたりけるやらん
閉【閇】_レ口/後(こう)来客(らいのかく)
かく上句をそばにていひたりければ季親(すへちか)
含(ふくむ)_レ陰(ゐんを)先達(せんだちの)儒(じゆ)
とぞ付たりけるかの儒者(じゆしや)物いふ事なかりけり是も
利口の過たりける故也
【578】賀縁(かえん)阿闍梨(あしやり)と聞へし人何事の意趣(いしゅ)か有けん慈
恵(ゑ)僧正を濫行(らんぎやう)肉食(にくじき)の人たるよし不実利口を申
たりけるを僧正かへりきゝ給ていきどをりて起請文(きしやうもん)
を書て三塔(さんたう)に披露(ひろう)せられけり其詞に云
【上欄書入れ】56
【柱】古今巻十六 〇五十四