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翻刻
【柱】古今巻十七 〇七
候て御手跡にても御念誦(こねんしゆ)にてもたまはり候はゞ身
にふれ候者はわれにをかさるゝ事候はずまして御
加持(かじ)など候ぬれはあたりへだにもよらず候是により
候て水のほしう候事たへしのぶべくも候はずたすけ
させおはしませと申けれはいとおしく覚し召て誠に
きくがごとくならば不便なる事也これより後こそ其
心をえめとて御たらひにみづから水を入させ給ひて
給はせければうつぶきてよに心よげにすば〳〵と皆
のみてげり猶ほしきかととはせ給へばすべてあく
ときなく候と申ければ水生の印をむすばせ給て