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翻刻
【柱】古今巻十八 〇十五
此もちくえとけしき有ぞと心得てはしりより
て手に持たるもちを取てくいてげり僧正おどろき
て後こゝに持たりつるもちばと尋られければ江次郎
其もちははやくへと候つれはたべ候ぬとこたへける
僧正比興の事なりとてしよにんにかたりて
わらひけるとぞ
【641】石泉(せきせん)法印/祐性(ゆふしやう)くらまでらの別当にてかれより
すゝをおほくまうけたるをある人のもとへつか
はすとてよめる
このすゝはくらまのふくにてさふらふぞ