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翻刻
【柱】古今巻十八 〇十七
やらむと医師(いし)は思ひけるほどに又あをさふらひ一人たか
つきに大成銀のうつは物二すへて中納言のまへに置
此二のうつは物に水飯を入てすしをさながら前へを
しやりたれば此水飯を二かきばかりに口へかき入て
すしを一二【「一二」は「三」ヵ】つ宛一口にくひてげりかくする事七八度
になりぬればはちなりつる水飯も鮎のすしもみな
に成にけり医師これを見て水飯もかやうに
参り候はんにはとばかりいひてやがてにげ出にけ
るとかや
【645】ある人のもとにわかきさふらひ共よりあひて大雁
【縦長楕円印 朱】BnF/MSS