← 前のページ
ページ 1162 / 1317
次のページ →
翻刻
あすはあつくも候へば水飯つけを時々まいり候て
御身のうちをすかされるべかしとはからひければ実(げに)
もさやうにこそせめとて医師はかへりにけりある
時水飯くふやう見せんとてかの医師をよびたり
ければ来てげりまづしろかねのはちを口一尺五六
寸ばかりなるに水飯をうづだかにもりておなじき
かいをさしてあをさふらひ一人おもげに持て前に置
たり又一人鮎のすしといふ物を五六十計おかしら
をしてそれもしろかねのはちにもりて置たりいづ
れもあなおびたゝしやわれにも饗応せんずる料
【上欄書入れ】19
【柱】古今巻十八 〇十七