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翻刻
梨壺(なしつほ)の五人が中に定められ宮にはおもと人八人が
うちにてさふらふ人也是をめしてこそ定めさせられ
めと申によりて其事とはなくて今夜すぐまじきさ
だめ事なんあるとてめしたりかみのつかさたゝすへか
さのおほいすけの君だちあなたこなたにさふらひ給ふ
加賀のぜうたちばなの正道によみあげさせて順朝臣
にことわらせ学生/為憲(ためのり)してけふの事をかきをかせ
給ふ中に為憲なんおなじ源といふべくもなく千草(ちくさ)
ににほふ花のあたり庭もきくのやうにまじりにくゝて
侍ればやむごとなくはみやまのもとよりおひいでたる
【上欄書入れ】8
【柱】古今巻十九 〇七