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文台の下に候す此間に左右のかざしの童(わらは)をの〳〵
一人其所に候くだんの童二人/隆国(たかくに)卿の子息(しそく)也みな殿
上に候しけり頭(とうの)弁経家朝臣/良基(よしもと)朝臣を召(めし)頭(とうの)中将
資綱(すけつな)朝臣基家朝臣を召(めす)左右あひわかつて御まへに
候す経家朝臣ながき根を取て良基朝臣にさづけて
南のひさしにのべおかしむ右又かくのごとし其/長(なか)みじかを
あらそふ左の根一丈一尺右の根一丈二尺にて右/勝(かち)にけり
但右かたすこしまさりたりけるによりて勝に定めら
れけり三番を限(かぎ)りとしてとゞめられぬ次に和歌五
首をよむ左の講師(こうし)長方朝臣/読師(どくし)経家朝臣右の
【欄書入れ】12
【柱】古今巻十九 〇十一