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翻刻
【柱】古今巻十九 〇十五
をばふかでかつみをふきたりけるを見てよみ侍
りける
かつみふく熊野まうてのやとりをは
こもくろめとそいふべかりける
【662】承元四年正月の比内裏《割書:大炊殿》にて日給(じつきう)はてゝ源の
仲朝以下蔵人町へ罷けるに大炊御門(おほいのみかと)おもてのから
もんよりなえ〳〵とある衣冠の人参けり主殿官人が
朝きよめに参るにやと見侍ればしりさへよられ
たるうすあをのひとへ狩衣着たる侍一人ぐしたり
たれやらんと見けるに冷泉中将定家也けり只