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翻刻
【柱】古今巻十九 〇二十
をあらためずいつもみどりなればこれを貞心にくら
ふる也貞松は年のさむきにあらはれ忠臣は国の
あやうきに見ゆと潘安仁(ばんあんじん)が西征賦(せいいのふ)にかけるも
このこゝろなり
菅家(かんけ)太宰府(ださいふ)におほしめしたちける比
こちふかばにほひをこせよ梅のはな
あるしなしとて春なわすれそ
とよみをき給ひてみやこをいでゝつくしにうつり
給ひてのちかの紅梅殿(こうばいとの)の梅の片(かた)えた梅に
むかひ給ひて