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よみつかはしける
うつしうふる花はちとせの物なれは
ちる木のもとをいそけとそおもふ
返し聞侍しをわすれ侍にけり
【670】金光(こんくわう)院に人々にあてゝ梅【「梅」は書陵部本「桜」】をうへられ侍りしに
むすひ付侍し歌
君がためうつしそうふる八重さくら
かさねて千代の春ににあへとて
【671】松樹(せうじゆ)を貞木(ていぼく)といふ事はまさしく人のためにかの
木の貞あるにはあらず霜雪のはげしきにも色
【欄書入れ】23
【柱】古今巻十九 〇二十