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翻刻
うたがひをなさんや
【683】寛治五年十月六日殿上人所の衆/瀧(たき)口/小舎人(こどねり)左右をわかち
て小鳥合の事有けり公卿はまいられず殿下三位中将
ばかりぞさふらはれける殿上人左の方頭の中将仲実朝臣
右の方中将宗通朝臣以下/夏(なつ)の袍(はう)ともに冬(ふゆの)指貫(さしぬき)をぞ着
たりける左勝て殿上にとまりて朗詠今様/猿楽(さるがく)など
有けり右はみな逃(にげ)ちりにけり小鳥は後に院へ参ら
せられにけり《割書:くはしくはへちの記に有》
【684】嘉保二年八月十二日殿上のおのこ共/嵯峨(さが)野に
むかつてむしを取て奉るべきよしみことのりありて
【上欄書入れ】12
【柱】古今巻二十 〇九