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ける事なり
【685】同二年冬のころ石見守/宗季(むねすへ)もろこしの鷹を
まうけたりけるはぎたかくて尾みじかくしてよの常(つね)
のにも似(に)ざりけり足緒(あしを)などもつきたりけるは人の
飼(かひ)たりけるにこそ人にあづけてかはせける程に
かひそんじにければ院よりめされけれども参
らせざりけり
【686】保延のころ宰相中将なりける人の乳母(めのと)猫(ねこ)をかひ
けりその猫たかさ一尺ちからのつよくて綱(つな)をきり
ければつなぐ事もなくてはなちかひけり十歳
【上欄書入れ】14
【柱】古今巻二十 〇十