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翻刻
【柱】古今巻二十 〇十
にあまりける時夜に入て見ければせなかに光(ひかり)有かの
乳母つねに此ねこにむかひてなんぢしなん时われに
見ゆべからずとをしへけるはいかなるゆへかおぼつかな
き事也十七に成ける年ゆくかたをしらずうせに
けりとぞ
【687】ある貴(たつとき)所にしろねといふ猫(ねこ)をかはせ給ひける
その猫ねずみすゞめなどを取けれどもあえて
くはざりけり人のまへにてはなちけるふしぎ成
ねこなり
【688】久安の比/毛(け)生(おひ)たる龜を西国の人知足院殿へ参ら