Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 1290

ページ: 1290

翻刻

   【柱】古今巻二十       〇三十一 に入たりければ前の能登守光村につゞみ打(うた)せられて まはせられけるに誠に其興ありてふしぎ也けり けんもんさのひたゝれこばかまにさやまきまかせて烏(ゑ) 帽子(ほうし)をさせたりけりはじめはのどかにまひてすゑ ざまにはせめふせければ上下目をおどろかして興 じけり舞はてゝはかならず纏頭(てんとう)をこひけりとらせ ぬかぎりはいかにも出ざりければ興有事にてまは せてはかならず纏頭(てんとう)をとらせけり件の猿やがて光(みつ) 村(むら)あづかりて養(かい)けるを馬屋の前につなぎたりける にいかゞしたりけん馬にせなかをくはれたりけり其