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かくなん書たりける
ふるさとにめくりあへとてをくるまの
かたはのかもをかへしやる哉
【715】大津馬のあめのふりたる日あはた口の大道をと
をりけるに道あしくてあしげなる馬どろかたに
なりたりけるをみて縁浄(えんじやう)法印よみ侍ける
しろ馬はとろかたにこそなりにけれ
つちあしけとやいふへかるらん
【716】足利(あしかゝ)左馬の入道/義氏(よしうち)朝臣/美作国(みまさくのくに)より猿(さる)をまうけたり
けり其さるえもいはずまひけり入道将軍の見参
【上欄書入れ】35
【柱】古今巻二十 〇三十一