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翻刻
【柱】古今巻二十 〇三十五
本妻もその夜よりなやみてやがてうせにける
と申侍りおそろしき事也
【721】院の御随身(みずいしん)右府生/秦頼方(はたのよりかた)みやこどりを或殿上
人にまいらせたるを成季(なりすへ)にあづけられて侍りく
ゐ物などもしらで万の虫をくはせ侍も所せく覚へ
てゆゝしきものかいなるによりて小田河美作(をだがはみまさか)茂(もり)【「もり」は「もち」ヵ】
平(ひら)がもとへやりてかはせ侍しを建長六年十二月
廿日/節分(せつぶん)の御かたたがへのために前の相国の富小(とみのこう)
路(ぢ)の亭(てい)に行幸なりて次の日一日御/逗留(とうりう)ありし
相国みやこ鳥をめして叡覧(えいらん)にそなへられけり