Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 187

ページ: 187

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成けり左府見とがめてしきりに感歎(かんたん)のけしき有けり 建久の比/月輪(つきのわ)入道殿/摂録(せつろく)にて公事どもをこし行はれけ るに近代節会などにも上達部物をくはぬ事いはれなき 事也ふるきにまかすべきよしさた有けるに三条左大臣入 道の内弁の時さつ(きイ)にとりてめしたまひたりけるを職者(しよくしや) のし給ことなればやうぞ侍らんとや思はれけん諸人みな 同し物を食(しよく)せられけり次に又内弁かちぐりをとりてめす よしして懐中(くはひちう)し給ひければ人々皆また同していにせら れけり殿下たちのぞかせ給て何となく内弁のせらるゝ 事をかゝるべきしきぞと心得て人々まねぶ事見ぐるし    【柱】古今巻三        〇十三