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ける夜火をともさゞりければいかにと尋るに主殿(とのも)司
新主(しんしゆ)の御事をつとむとてまいらぬよし申けるに出家の
心もつよく成にけり此人わかくより道心おはしまして
つねのことくさに
古墓(コホ)何(イツレノ)世人(ヨノヒトソ) 不(ス)_レ知(シラ)姓与名(セイトナト)
化(クハシテ)為(ナル)_二路辺土(ロヘンノツチト)_一 年々春 ̄ノ草(クサノミ)生 ̄ス
菅丞相(かんせうしやう)昌泰三年九月十日/宴(えん)に正三位の右大臣の大
将にて内に候はせ給ひけるに
君 ̄ハ富_二 ̄ミ春秋_一 ̄ニ臣 ̄ハ漸 ̄ク老 ̄ス 恩無_二 ̄シテ涯岸(カイガン)_一報 ̄スルコト猶 ̄ヲ遅(ヲソシ)
と作らせ給ければゑいかんのあまりに御衣をぬぎて
【柱】古今巻四 〇十六