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翻刻
【柱】古今巻四 〇十六
かづけさせ給ひしを同四年正月に本院のおとゞの奏(そう)
事(じ)不実(ふじつ)によりて俄に太宰ノ権ノ帥(そつ)にうつされ給ひしかば
いかばかり世もうらめしく御いきどをりもふかゝりけめ共
猶君臣の礼はわすれかたし魚水の節もしのびえずや
おほえさせ給ひけんみやこのかたみとてかの御衣を御身
にそへられたりけり扨次のとしの同日かくぞゑいぜ
させたまひける
去年/今夜(コヨヒ)侍_二 ̄ベル清涼_一 ̄ニ 秋思詩篇(シウシシヘン)独断腸(ヒトリダンテウ)
恩賜(ヲンシノ)御衣今在_レ ̄リ此 ̄ニ 棒持(ホウヂシテ)毎日拝_二 ̄ス余(ヨ)香_一 ̄ヲ
後江相公の澄明(すみあきら)におくれてのち後世をとふらはれ