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翻刻
【柱】古今巻五 〇一
位記(いき)を木の枝にさしはさみて和歌をかきつけて
うせにけり
外都(とつ)国は水草きよしことしけき
あめのしたにはすまぬまされり
さて伯耆(はふきの)国にすみ侍けり天王/叡感(えいかん)ありて勅を
くだして施物(せもつ)有けりうけとりけるにやおほつかなし
【144】弘徽殿(こうきでん)女御歌合に花かうししらまゆみといへる文字
くさりを歌の句のかみにすへて折句の歌によませ
られけるめづらしかりける事也おほかたの題には
四季恋をこそもちゐられ侍れ 【145】花山院御ぐし