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すみよしとてもとまるへきかは
かくいひてとをり給ひぬ其後天王寺別当になりて
彼寺におはしましける時/国基(くにもと)参て天王寺と住吉との
境の間の事申入けるにしはし候へとてあやしく御前へ
めされければかしこまりつゝ参たりけるに僧正/明障子(あかりしやうじ)
引あけさせ給てあの住吉とてもとまるべきかはとい
かにと仰られたりける国基あきれまどひて申へき
事も申さてとりばかましてにけにけりいと興有事也
【152】基俊(もととし)城外(じやうぐはい)しける事有けり道に堂(だう)あるにむくの
木有その木に六歳はかり成/小童(こわらは)のぼりてむくを
【柱】古今巻五 〇八