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翻刻
【柱】古今巻五 〇二十五
のべたりける程に小大進
思ひいつやなき名たつ身はうかりきと
あら人神になりしむかしを
とよみて紅(くれない)の薄様(うすやう)一重にかきて御宝殿(ごほうでん)にをしたり
ける夜法皇の御夢によにけたかくやんことなき翁
の束帯(そくたい)にて御枕にたちてやゝとおとろかしまいらせて
われは北野右近の馬場(はゞ)の神にて侍る目出たき事
の侍る御使給はりてみせ候はんと申給とおほしめして
うちおとろかせ給ひて天神の見へさせ給へるいかなる
事の有そ見て参れとて御/厩(むまや)の御馬に北面(ほくめん)の者を