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小銚子をとりて盃に入て机(つくへ)のうへにおく各座に
かへりつきて勧盃(くわんはい)あり二献の程に式部少輔/行盛(ゆきもり)
来くはゝる右中将/雅定(まささた)朝臣又来られり亭主の云
先人丸の讃(さん)を講すへきなり人々所存不同亭主
猶/讃(さん)を前に講ずへきよし申されければ机(つくへ)のまへに
文台(ふんだい)を置て円座をしく件/讃(さん)を白唐紙二枚に
書たり右兵衛督又来らる讃をひらきて文台に
置て是を講せらる次に和歌を講す題云水風
晩(くれに)来/敦光(あつみつ)朝臣/朗詠(らうえい)をいたす新豊色云々次に
亭主同句を出す又詠吟せられて云/保(ほ)能(の)々々(〳〵)
【柱】古今巻五 〇二十八