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翻刻
【柱】古今巻五 〇二十七
此讃/兼日(けんしつ)に敦光(あつみつ)朝臣つくりて前ノ兵衛佐/顕仲(あきなか)朝臣
清書しけり当日/影(えい)の前に机(つくへ)をたてゝ飯(いひ)一/坏(つき)菓子
やう〳〵の魚鳥等をすへたり但ものにてつくりて実(しつの)物に
はあらす前ノ木工ノ頭俊頼朝臣加賀守/顕輔(あきすけ)朝臣前兵衛
佐/顕仲(あきなか)朝臣大学ノ頭/敦光(あつみつ)朝臣少納言云/宗兼(むねかね)前和泉/道(みち)
経(つね)安藝(あき)守/為忠(ためたゝ)等也次に饗膳(きやうせん)をすゆ次桐【柿ヵ】下/初献(しよけん)詩(し)
人等/鸚鵡(をふむ)の盃(はい)小/銚子(てうし)をもちて簀子敷(すのこしき)に候けり
亭主(ていしゆ)《割書:顕季卿》申されけるは初/献(こん)は和歌の宗匠(そうしやう)つとめ
らるへし満座(まんざ)一同しけれは俊頼(としより)朝臣座をたちて
影前にすゝむ顕輔(あきすけ)盃(はい)をとりて人丸の前に置/道経(みちつね)