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翻刻
れて新古今/撰(せん)者にくはゝり重代の達者/定家(ていか)卿
につかひて其名をのこせるいみしき事也まことにや
後鳥羽院始て歌の道御さた有ける比後京極殿
に申合参らせられける時彼殿奏せさせ給けるは
家隆(かりう)は末代の人丸にて候也かれが歌を学ばせ給ふ
べしと申させ給ひける是らを思ふに上人の相せら
れける事おもひ合せられて目出度おほえはへる也
かの二巻の歌合に【「に」は、書陵部蔵本「小」】宰相ノ局(つほね)のもとにつたはりて侍にや
御裳濯(みもすそ)歌合の表紙にかきつけ侍なり
藤なみをみもすそ川にせき入て
【柱】古今巻五 〇五十四