← 前のページ
ページ 374 / 1317
次のページ →
翻刻
【柱】古今巻五 〇六十三
【227】住(すみの)江に御幸なるへしとて神主修理をくはへけるに
大/略(りやく)みな新/造(ぞう)になしたりけれは昔より書付置る
人々の詩歌みなあとかたなくなりたるをみてたれ
かよみたりけん柱に書付侍ける
かき付る跡はちとせもなかりけり
わすれすしのふ人はあれとも
【228】成源(せいげん)僧正は連歌をこのむ人にて其房中のもの
共みなたしなみけれは中間法師/常在(じやうざい)といふ
あやしのものまてかたのことくつらねけり法勝寺(ほうせうじ)
の花の盛に件ノ常在(じやうざい)法師いと桜のもとにたゝ