← 前のページ
ページ 375 / 1317
次のページ →
翻刻
すみて侍けるをわかき女房四五人花見て侍ける
が此法師をみてあれも人なみに花みんとて有にや
なんどあざけりつゝやき房此花一枝折てたひてん
やといへりけれはこの法師うちあんじて
山かつはおりこそしらね桜花
さけは春かとおもふはかりそ
といひかけたりけれはわらひつる女房共いらふる
ことなしあきれてそたてりける
【229】入道右大弁/真観(しんくわん)を仙洞(せんとう)の御会にたび〳〵召あり
けれ共参らすして一首の歌を奉ける
【柱】古今巻五 〇六十四終