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翻刻
【柱】古今巻五 〇六十四終
勅なれはそむくにはあらす捨はてゝ
身をいてかてに思ふはかりそ
御返し
このころのならひそつらきいにしへは
勅にそ人は身をもすてける
此御返事を給りて恐思ひて頓て其夜参て北面(ほくめん)の辺
にて少将/雅定(まささだ)に付て申入侍て御返しをは承らすし
て出にけり寛平の御時/素性(そせい)法師かほかかゝるためしな
きよし入道うち〳〵申侍けるとかや
古今著聞集参之五終
【縦長楕円印 朱】BnF/MSS
【蔵書印 朱 陽刻 正方形 単郭 篆書体】《割書:子孫|永宝》