← 前のページ
ページ 387 / 1317
次のページ →
翻刻
【柱】古今巻六 〇三
【236】同七年三月廿六日/踏歌(とうかの)後宴(ごゑん)のまけわざ次第の事
共はてゝ御遊有けり敦忠(あつたゝ)笛(ふへ)をふき義方(よしかた)和琴を弾
しけり時々みきまいりて弾正(だんぜうの)親王(みこ)笙をふく重明(しけあき)
親王(みこ)笛をふき給ひけり又勅によりて和琴をも弾し
給けり右中弁/希世(まれよ)朝臣左中弁/淑光(よしみつ)朝臣たちて
舞侍けり
【237】天暦八年正月五日右大臣家にて饗(きやう)をこなはれける
にはてつかたに式部卿ノ親王とおとゞ帰徳(きとく)唱へら
れたりけるに右近ノ将曹(しやうさう)伴野貞行(はんのさだゆき)狛桙(こまほこ)と思ひつゝ
松をとりてすゝみけるをおとゝ帰徳のよしを告給けれ