Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 391

ページ: 391

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   【柱】古今巻六        〇五 御衵子を給はせけれは左大臣《割書:清慎公》かしこまり悦ひ 給ひてたちてまひたまひけり拝舞はなかりけり ゆへありけるにや 【243】 いづれの比の事にか大宮右大臣殿上人の時南殿の 桜さかりなる比うへふしよりいまだ装束もあらため ずして御階(みはし)のもとにて独花をながめられけり霞 わたれる大内山の春のあけぼのゝよにしらず心すみ ければ高欄(かうらん)によりかゝりて扇を拍子に打て桜人 の曲数反うたはれけるに多(おほひ)政方が陣(ぢんの)直(とのひ)つとめて候 けるが歌の声を聞て花の本にすゝみ出て地久