Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 428

ページ: 428

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更に下問をはぢず貴賎(きせん)を論せず訪学(はうかく)しけり 天人楽をは八幡宮の橋ノ上(ほとり)にて大童子に習たる とぞいひつたへたる頼能は博雅三位の墓(はか)を知て とき〴〵三向して拝しけるまことによく数寄た るゆえなり 【265】知足院殿何事にてかさしたる御のぞみふかゝりけ る事侍けり御歎のあまり大権坊(たいごんばう)といふ効験(かうけん)の僧 の有けるに咜祇尼(だぎに)の法を行ぜられけり日限(にちけん)をさして しるしある事なりけりせめての怨切(をんせつ)のあまりに件の 僧を召て仰合られけるに僧の申けるは此法いまだ    【柱】古今巻六        〇二十一