Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 442

ページ: 442

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弄梅花といふ撥合(はちあひ)など引てきかせければたな心合 て面白がりけりかくする程に夜すでに明て壁(かへ)の くづれより日/影(かげ)のさし入たる穴より犬の鼻をふき て内をかぎけるを此病者見て扇をすへ顔色(がんしよく)かはり恐 おのゝぎたる気しき也こゝにかの福天神の所為と悟(さとり) て犬を追のけつ其後気しきなをりてげり今は心ゆき ぬらん罷帰らん見参に入候ぬるうれしく候御社へも参 てものゝねあまたそろへて楽(がく)してきかせまいらすべしと いへは昔つねに承る事にて其御名残なつかしくて おそれながら申て候つる也とぞの給ひける扨馬助帰    【柱】古今巻六        〇二十七