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翻刻
【柱】古今巻六 〇三十
近方興に入て成方(なりかた)并ニ近久(ちかひさ)がいまだ小童(こわらは)にて有
けるをよひ出して舞せて笛を聞けり終日(しうじつ)ふかせ
て拍子をあくる所事をしたゝめき近方ことに感(かんじ)
申けり元政涙をながして悦事かぎりなし扨元政云
右の楽(かく)はけふしたゝまりぬ秘(ひ)曲をばみな伝(つたへ)教(をしへ)候此
うへはおのづから不審(ふしん)ならん事をばいもうとの女房に
いひあはすへしとそいひける件の妹(いもうと)は女房ながら元
政におとらぬもの也/安井(やすゐ)の尼とぞいひける夕霧(ゆふきり)事か
【272】保延元年正月四日朝覲/幸(ぎやうがう)に多(おゝの)忠方/胡飲酒(こいんしゆ)をつ
かうまつりけるに此曲たび〳〵御覧せられつるに今度