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翻刻
【柱】古今巻八 〇二
けるに御/対面(たいめん)有て世間に何事かあると仰られ
けれは関白の北政所の不例のとふらひに罷向ひて候
つるに病者のかたはらなげしのしりに大臣三人候
つる以外の事也と申されけれはこれらにさほどの
事は有がたしとぞ御返事ありけるまことにゆゝしかり
ける事なり堀河左大臣六条右大臣は北政所の御
せうと也後二条殿は御子にておはします其時は内
大臣にてぞおはしける
【305】軼人/監物(けんもつ)頼能(よりよし)重病をうけたりける時大納言重(しげ)
通(みち)卿みつから行向てとふらはれけり大方/精進(しやうしん)せら