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翻刻
【柱】古今巻八 〇三
をつたへられければ内府(だいふ)習給けり師をおもんずるれ
いいみじくぞ侍る
【307】師能(もろよし)弁/漢書(かんじよ)の文帝記(ふんていのき)おきうしなひて歎(なげ)き思ひ
けるに先親(せんしん)春宮(とうぐうの)大夫《割書:師頼》夢の中にかの書の有
所を告られたりけり次日其所より求(もと)め出して侍り
けりあはれなる事也_二
【308】宇治左府御記に頼長(よりなか)初以_二 ̄テ母 ̄ノ賎(イヤシキヲ)_一無_二寵愛(テウアイ)_一而及_レ長(ヒトトナルニ)誦(ヨミ)_二_
習九経_一 ̄ヲ嗜(スキ)_二-好五音_一 ̄ヲ不_二請_レ酒 ̄ヲ不_三事_二 ̄トセ遊戯(ユケヲ)_一是以禅閤
及_レ ̄テ吊 ̄ルヽ以為_二家宝_一 ̄ト尊重/甚(ハナハタ)《割書:云| 々》かゝる御覚へにて
おはしましけるゆゝしき御孝養なりし御母は陸奥(みちのくの)