Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 548

ページ: 548

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ておもはざるふるまひをしたれとも宮【「宮」は、書陵部本「実」】に思ひ入 たる人にこそ侍けれ 【330】山に慶澄(けいてう)注記(ちうき)といふ僧有けり件の僧の伯母(をは)にて 侍ける女は心すき〳〵しくて好色はなはたしかりけり 年比のおとこにも少しも打とけたるかだちをみせず 事にをきていろふかく情ありければ心をうごかす 人おほかりけり病をうけて命をはりける念仏 すゝめけれども申に及はず枕なるさほにかけたる物 をとらんとするさまに手をあはせけるがやがて 息(いき)たえにけり法性寺辺に土葬(とそう)にしてげり其後    【柱】古今巻八        〇二十