Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 644

ページ: 644

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なげすてたりけり国文轡はげてあげて参たりけ り舎人(とねり)壱人口に付て禄(ろく)二/領(りやう)たまわりけりことに 叡感(えいかん)ありけるとそかやうの時おもがいをしはづす事 は江帥(ごうそつ)の記しおかれたるは馳(はせ)出して百(もゝ)の術(じゆつ)ありと 侍なる其一なりとぞ【368】坊門の大納言《割書:忠信》左衛門督にて 侍ける時/建暦(けんりやく)の御/禊(はらひの)行幸に一六といふ馬にのりて 供奉(ぐぶ)せられたりけるに二条/室町(むろまち)にて院の御/桟敷(さんしき)の 前の幔(まく)風に吹あげられたりけるにおとろきて御桟 敷の東より引て走(はしり)けるを馬/副(そへ)引まろばかされて 馬をすてゝけりとゞめける程に轡も切にけるを静(しづか) 【上欄書入れ】14    【柱】古今巻十        〇十二