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翻刻
【柱】古今巻十一 〇二十七終
賀茂神主/久継(ひさつく)に仰て切立をせられて常に御鞠有ける
に誠に引つくろはれたる日侍りけるに左大臣右大臣参り
給ひたりけり左大臣/懸(かゝ)りの下へすゝみよりて跪(ひざまつい)て指貫(さしぬき)
のそばをはさませたまひけり右大臣は番長(ばんちやう)頼種(よりたね)
を便宜(ひんき)の所へめして下袴(しもはかま)を御指貫にあはせて切
れて絬(くゝり)【括ヵ】をあげさせ給けりいづれも興ある事に
時の人申けり
【縦長楕円印 朱】BnF/MSS
古今著聞集巻之十一終