Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 754

ページ: 754

翻刻

あひたるに我其中に有ながら一文半銭だにも持ねば 其人数につらなる事なし大かたそのゆくゑしらぬ身なれば 此事のこのもしう打たきにては更になし只是程に もてなし興しあへるに身のちからなくてそこばく多 かる殿原の中に我ひとりよそなるが思ひつゞくれば是 ならぬまして大事にもさぞかしと思ふに今更身の程 うたてくてかくてはなにしに人に交(ましへ)るらんとおもふ也と 打くどきいへば妻打なきての給はすること尤その いはれ有誠にさる事也人に交るならひはよき事 にもあしき事にも其事にもるゝは口をしきなり 【上欄書入れ】4    【柱】古今巻十二       〇三