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翻刻
【柱】古今巻十二 〇十八
ぞといひたりけるに海ぞく等(ら)さらば始よりさは
仰られで希有(けう)にあやまちすらんにとてこぎかへ
りにけり
【436】後鳥羽院御時/交野(かたのゝ)八郎と云強盗の張本(ちやうほん)あり
けり今津(いまつ)に宿したるよしきこしめして西面(さいめん)
の輩(ともから)をつかはしてからめ召れけるやがて御幸成て
御船にめして御覧せられけり彼(かの)奴(やつ)は究竟(くきやう)のもの
にてからめて四方をまきせむるにとかくちがひて
いかにもからめられず御船より上皇みづからかいを
とらせ給ひて御をきてありけりそのとき則からめら