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翻刻
【柱】古今巻十四 〇一
烏帽子(ゑほうし)直衣(なをし)其外の人々は狩衣(かりきぬ)をぞ着(き)たりけ
る所ノ衆/滝口(たきくち)小舎人(ことねり)あひしたがひける大井河にいた
りて紅葉の船に乗て盃酌(はいしやく)ありけるには太夫
季房(すへふさ)侍従宗/輔(すけ)実隆(さねたか)などは年をさなければ貫(くわん)
首(しゆ)の上にぞ着たりける夜に入て集会(しゆくわひ)の所にかへり
て各(をの〳〵)冠(かふむり)などしかへて内裏へまいりて宮の御かたにて
和歌を講(こう)じけり先/盃酌(はいしやく)ありけるとかやむかしは
このことつねのことなりけるに中ごろよりたへにけり
くちをしき世なり
【475】白川院/深雪(みゆき)の朝(あさ)雪見に御幸有べしとて御供の