Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 872

ページ: 872

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人少々めさるゝ事ほのきこえし程にやがて 出御(しゆつぎよ)ありておもしろき雪かないづかたへかむかふ べき小野の皇太后宮(くはうだいこうぐう)のもとへむかはゞやと仰られ けるを御随身(みずいじん)承はりて従者(すざ)を馬にのせて彼宮 へはせまいらせてかゝる事にすでに御車奉りて 候也御用意候べしと申たりければ紅の衣/五具(いつくだり)有 けるをせわり【背割り】にふつときりて寝殿(しんでん)十間(とま)になん いだされたりけりみづから入て御覧らん【「らん」衍字ヵ】ずる事 もあらばいかゞと申人有ければ皇太后宮?雪 見る人は内へ入事なしとてさはぎたる御けしき 【上欄書入れ】2    【柱】古今巻十四       〇二