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翻刻
て助友が馬近重をふむいくばくの日をへず死ぬ
承保以後の競馬(けいば)の記とも助友つかうまつりたるよし
見へて侍りされば助友が死にたるよし見へたるは
近重をかきあやまてらる【「あやまてらる」は書陵部本「あやまてる」】にやかた〴〵おぼつかなし
【483】平等(べうどう)院には此比も宇治殿すませ給とかやとり
わきおはします間の侍るなる一の人御参のときは
こゝより【「こゝより」は書陵部本「ことに」】その間(ま)をばおそれさせ給とぞ京極殿にも
大殿御/束帯(そくたい)にて時々/承仕(しやうじ)なとに見へさせ給とかや
御/執心(しうしん)のとゞまる故にや
【484】叡山(えいざん)千手院に廣清(くはうせい)とふ僧有けりつねに
【上欄書入れ】4
【柱】古今巻十五 〇三