Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5627 - ページ 913

ページ: 913

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たりけるに孝博病をたすけておきあがりて楽を承 らば苦(く)病しはらく休(やみ)ぬべしと申たりければ冷人(れいしん)を召 て管弦(くはんげん)有けり妙音院殿は琵琶(ひわ)を弾(たん)じ給ひけり 孝博(たかひら)心神/安楽(あんらく)なりとぞ申けるやゝ久敷有て妙音院 殿はかへらせ給ひにけりあはれにやさしかりける御渡り 也孝博/老後(らうご)に重病を受ては念仏などをこそ申 べきに宿執にひかれて楽(がく)を聞たがりけるこそ あはれに侍れ【490】京極大相国つねにの給けるは死去は 人のをはり也つゐとしてのがれざる理(ことは)り也死におゐ てはくゆべからずたゞし一事忍びがたき事有死し 【上欄書入れ】10    【柱】古今巻十五       〇八