翻刻
みこし
入道は
しやうじのうちへ
ぬつとくひを
さしたしけれは
ひさしふりにて
さかたの
きんとき
ぴつくりすれは
これ〳〵おぼう
こわい事はない
まつはなしやれ
〽坂田の金時は
御子様かたの
ご存知のとふり
四てんわうの【四天王の】
すいいちてなみの【随一、手並みの】
ほとはよに【ほどは世に】
しらぬ
ものなし
なれとも
十【?】四ねん
ほとさきの
事金平は
もといづの山
うばの子
なりと
上るりにも
あれども
しゆつしやうも
しれず
せんじゆつを
ゑて今に
そくさい
にて
いづの
やまおくに
ひきこみ
くまやさるを
あいてにして
いたりしが
入道来りし
ゆへうちへ
いれむかし
はなしを
はじめる
だん
なのたば
こはきつか
ろう
さけの
さかなは
こほうに
とう
からし
金平
ごほう【?】
も
□【かすれている】
□□【かすれている】
なり