翻刻
【右丁】
一種
めかね
さゝけ
莢(さや)屈曲(くつきよく)して
円(まる)く眼鏡(めかね)の
形(かたち)をなす
【左丁】
一種 いんげんまめ いんけんさゝげ 五月まめ《割書:尾|州》
菜豆(さいつ)《割書:盛京|通志》 パセヲリュス《割書:羅|甸》 ロームセホーネン《割書:荷|蘭》
四月実を下して生す苗葉(へうやう)眉豆(ひつ)《割書:ふし|まめ》に似(に)たり葉の間(あいた)に花 簇生(そくせい)
し莢(さや)を結(むす)ふ花に紅白紫あり実(み)にまた紅白黄青黒の品(しな)あり
実(み)黒色なるものは花紫実黄と白とは花白色実紅の花
紅色なり又 蔓(つる)なしいんけんと呼(よふ)ものは蔓(つる)をなさすして特生(とくせい)なる
ものなり形状(かたち)同(おな)し
【六行二字目「屈」のルビは別の字を消した上から書いている】