翻刻
【右丁】
一種
はたけ
さゝげ
きんとき
さゝけ
畑中(はたけ)に栽(う)ゆ特生(とくせい)にして蔓(つる)を
なさす葉(は)長(なか)みありて唯(たゝ)淡(うす)紫
上(うへ)に向(むか)ふ紅花(こうくは)の物(もの)は実(み)赤(あか)く●○
●○紫花(しくは)の物(もの)は実(み)黒(くろ)しこのはたけさゝけの
葉(は)を飯(はん)に雑(まし)へ食(しよく)す味(あしは)ひ余(よ)の豇豆(こうつ)
葉(やう)に勝(まさ)れりこれをきばめしといふ
【左丁】
一種 あかさゝげ
紫豇豆(しこうつ)
《割書:救荒本草》
莢(さや)紅色
なるもの
一種
へりとり
さゝけ
莢(さや)緑色(みとりいろ)
にして両辺(れうへん)
紅色(こうしよく)なる
もの
【十一、十三行目の○は左が尖った楕円形ような記号】